食品も切れる超音波カッターとは
ハサミやナイフなど何かを切り分ける道具はいくつかあり、環境によっても種類は大きく変わります。
例えばオフィスにおいては紙やテープなど、材質を問わず裁断できるハサミが万能な道具であり、調理室においては包丁が広い用途に使われる道具といえるでしょう。
しかし、手作業で何かを切る作業は材質によって労力が大きく異なり、仕上がりが良く見えない場合もあります。
とりわけ固い物や、反対に柔らかく繊細な物を切り分ける場合には、各種の素材を切ることに特化した道具を用いれば、少ない労力でより良い仕上がりが期待できます。
超音波カッターはその一つで、超音波の振動が刃を動かすため、力を入れなくても厚みのある物を切ることができたり、ケーキのように柔らかい物でも隙間が生まれるため、刃で押しつぶさずに切り分けることが可能になるのです。
超音波を使った道具と聞くと、大型で特殊な物を想像するかもしれませんが、プラスチックや布の加工に用いられるものは卓上に設置できるほど小型です。
食品に使用する場合は大型になりますが、一度に大量の商品を製造する工場であれば、一つずつ手作業で裁断するよりも早く、形を保ったままでパッケージできるため、設置場所さえあれば導入を検討することができます。
日本アレックス株式会社の超音波フードカッターは用途に応じてオーダーメイドとなるため、取り扱う食品や切り分ける大きさに応じた設置が可能で、無駄のない食品加工が実現できます。